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 柏友会 通信

介護施設におけるアニマルセラピー
2024-02-20
アニマルセラピーとは
動物のもつ素晴らしい力を活用し、心身を癒したり健やかに導く療法のことです。
アニマルセラピーという言葉は、アニマル(動物)とセラピー(療法・治療)を組み合わせた日本で生まれた造語です。
動物に対して愛でたり心配するなど、様々な感情や関心を持つことは、癒しの効果があるとされています。
アニマルセラピーは3種類に大別される
動物介在活動(AAA)
主に高齢者施設で実地され、利用者がレクリエーションや触れ合いを通し、楽しい時間を過ごしていただくことでQOL(生活の質)の向上をはかる。

動物介在療法(AAT)
医師や看護師などの医療従事者が動物を介在させて行う療法の一つ。医療現場で認知症ケア、緩和ケア、リハビリテーションの補助療法を担います。

動物介在教育(AAE)
幼児施設や学校など主に子供を対象として、人格形成や道徳観の向上などを目的に実地されます。
教育現場での動物飼育や同伴しての授業などがある。

アニマルセラピーに期待できる効果
心理的効果
動物との触れ合いで鼓動やぬくもりを感じると、孤独感が薄れたり幸福感でみたされることがあります。

心身の健康促進
動物と遊んだり世話をすることで、運動不足の解消や筋力の強化、メタボの予防効果が期待できます。
歩行が困難な方も座ったまま遊ぶことでADLの維持・向上が見込めます。

認知症リスクの軽減
介護施設の利用者は、動物と関わり世話をすることで「サポートを受ける立場」から「サポートをする立場」になることができます。自分は必要とされているという充足感から、意欲や活動力が高まり、認知症のリスク低減につながるとされています。

コミュニケーションの良好化
かわいい動物との触れ合いを通して感情が豊かになり自然と笑顔が増えます。動物という共通の話題で会話も弾み、無口な人の発語が増えたりすることで、人間関係が良好になるなどの効果が期待できます。
アニマルセラピーの注意点
無理に勧めない
なかには動物が苦手な方や動物アレルギーのある方もおられます。動物との触れ合いを希望していない場合は無理に勧めず、利用者の気持ちを尊重し双方に負担をかけないように配慮しましょう。

衛生管理
高齢者が動物と触れ合う場合は、人獣共通感染症(ズーノシス)の予防と対策が必要です。
動物の予防接種や衛生管理、触れ合ったあとは必ず手洗いをするなど注意が必要です。

事故防止
その動物に適性があり行動のコントロールができるかなどが前提になります。ハンドラーは動物の習性や性格をよく理解し、違和感を感じた場合は活動を中止するなど適切に対応することが大事です。

動物の安全を確保する
動物に過度なストレスや負担がかからないよう配慮することが大切です。動物に与えてはいけない食べ物や人間の食べ物を与えないよう注意します。

レジデンス勤務のアニマル
レジデンス癒し課 課長イーちゃんです
レジデンス癒し課 課長補佐ピーちゃんです
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