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門真老健ひかり

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転倒予防体操  門真老健リハビリテーション部

2024-06-06
高齢になると、病気や筋力低下がきっかけで転倒しやくなります。転倒が繰り返されるとケガや骨折につながり、身体機能を低下させてしまう恐れがあります。
転倒によるケガがきっかけで寝たきり状態になると、筋萎縮や心機能低下などの症状を引き起こす廃用症候群を引き起こす恐れもあるでしょう。
このように、転倒は身体の衰えの悪循環を生み出すきっかけとなるのです。高齢者の転倒を防ぐためには、体操を行って身体機能を維持することが大切です。
体操を行うことで筋力が改善し、転倒の予防につながります。

筋トレによって筋力を向上できれば、転倒予防につながります。筋トレをする際は、とくに下半身の筋肉を中心に行うことが大切です。筋トレ体操について紹介します!!
①太ももの体操(足踏み体操)  
太ももをあげる筋肉の「腸腰筋」を鍛えるトレーニングです

  1. イスに座り姿勢をまっすぐにする
  2. その場で足踏みをする
  3. 交互左右に20回×2〜3セット行う


②膝をのばす体操  
太もも前面の「大腿四頭筋」の筋肉を鍛えるトレーニングです

  1. イスに座って姿勢をまっすぐにする
  2. 膝をできるだけ伸ばす
  3. ゆっくりと元に戻る
  4. 2〜3の手順を交互の足で20回2〜3セット行う
③ふくらはぎの体操  
ふくらはぎの筋肉である「下腿三頭筋」を鍛えるトレーニングです

  1. イスに座って両手で両膝を下方向におさえる
  2. 手をおさえたまま、両かかとの上げ下げを20回×2〜3セット行う
身体機能は年齢に応じて低下し、高齢者になると転倒の原因となるふらつきやつまずきなどの頻度が高まります。
また、転倒によってケガや病気になると寝たきり状態となり、さらに身体機能が低下する悪循環につながる恐れがあります。
身体機能の低下を防ぎ、自分らしい生活を送るためには、無理のない範囲で体操を習慣的に行って転倒予防に努めることが大切です。


老健 リハビリテーション部  
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