タイカービング　

その起源は約700年前のアユタヤ時代に宮廷の子女たちが王様を喜ばせるために美しく飾りたてたことから始まったと言われています。

和食の「飾り切り」とも似ていますが、飾り切りは切り込みを入れることが主であるのに対しカービングは細くて薄い専用ナイフを使い、立体的に掘っていくので見た目にとても美しく豪華に仕上がります

そのため、日々の食卓を飾るだけでなくパーティーや結婚式などのディスプレイにも使われます。

フルーツ・ベジタブルカービングは、キャベツの芯や青梗菜の株などの料理で不要な部分を利用して花や葉を彫ったり、美しい模様を施したカボチャを容器に見立てることで容器ごと頂ける料理にしたり、食とは切り離せない実用性を備えています。

よくカービングに使われる果物は

スイカメロンパパイヤりんごなど

硬い表面を持つフルーツです。

フルーツ・ベジタブルカービングは飾って美しさを鑑賞して楽しめるうえ、

鑑賞後は切り口をカットして食べることができます

 

また、ソープカービングは保存可能なため、香りのインテリアやプレゼントとしても楽しまれています。彫った後に出た削りかすもまとめてレンジで温めてせっけんとして使います。